長持ちするフッソ塗料ーボンフロンの知識(施工管理)を学ぶ

今回は広瀬すずさんのCMで知られるAGCグループの中で、塗料を扱っているAGCコーテックさんの大阪営業所(梅田)に伺ってきました
AGCコーテックの代表格「ボンフロン」は1983年に発売されたフッソ樹脂塗料で、販売から実に42年が経過している、塗装・建築業界からとても信頼されている塗料です
新しい商品が次々と出ては消えていく塗料の業界ではとても珍しい商材です
塗りたてはどの塗料もそれなりにキレイですが、「ボンフロン」はひときわピカピカに仕上がる優れた商品力があり、関西の塗装業者の間でも愛用している会社がたくさんあります
(ボンフロンの実績)
大阪城天守閣(壁の黒い部分)1997年施工(28年経過しています)
沖縄美ら海水族館(外壁)2000年施工(25年経過)
など公共・民間ともに多数
なぜ「ボンフロン」にそれほど長い耐候性があるのか?
塗料の80~90%を占める樹脂に、フッソ樹脂(3Fルミフロン)を使用しており、
その樹脂の結合エネルギーが劣化原因である紫外線エネルギーよりも強いため、劣化しにくいというわけです
どのぐらい長持ちするのか?
フッソ樹脂の期待耐用年数は約20年となっています
30年のスパンで考えた場合、フッソ樹脂なら2回の塗装で済みますが、10年耐用の塗料の場合は3回塗装する必要があり、長期耐久性により経済的なメリットがあります
他の特徴は?
シリーズには水性と弱溶剤、クリアータイプもあり、外壁や付帯部などさまざまな場所に用いることができ、艶調整も可能です
当店でも積極的にお勧めしていますので、ご自宅の外壁塗装をお考えの際に、他の塗料と合わせてご検討に加えて下さい
AGCコーテックの代表格「ボンフロン」は1983年に発売されたフッソ樹脂塗料で、販売から実に42年が経過している、塗装・建築業界からとても信頼されている塗料です
新しい商品が次々と出ては消えていく塗料の業界ではとても珍しい商材です
塗りたてはどの塗料もそれなりにキレイですが、「ボンフロン」はひときわピカピカに仕上がる優れた商品力があり、関西の塗装業者の間でも愛用している会社がたくさんあります
(ボンフロンの実績)
大阪城天守閣(壁の黒い部分)1997年施工(28年経過しています)
沖縄美ら海水族館(外壁)2000年施工(25年経過)
など公共・民間ともに多数
なぜ「ボンフロン」にそれほど長い耐候性があるのか?
塗料の80~90%を占める樹脂に、フッソ樹脂(3Fルミフロン)を使用しており、
その樹脂の結合エネルギーが劣化原因である紫外線エネルギーよりも強いため、劣化しにくいというわけです
どのぐらい長持ちするのか?
フッソ樹脂の期待耐用年数は約20年となっています
30年のスパンで考えた場合、フッソ樹脂なら2回の塗装で済みますが、10年耐用の塗料の場合は3回塗装する必要があり、長期耐久性により経済的なメリットがあります
他の特徴は?
シリーズには水性と弱溶剤、クリアータイプもあり、外壁や付帯部などさまざまな場所に用いることができ、艶調整も可能です
当店でも積極的にお勧めしていますので、ご自宅の外壁塗装をお考えの際に、他の塗料と合わせてご検討に加えて下さい
宮古島暴露試験を経た見本板で劣化について話し合いました

塗料にはさまざまな樹脂が使用されており、近年はよりハイグレード塗料として無機塗料が登場してきました
しかしながら今の技術では無機材料100%で塗料を作ることはできません
よって住宅の外壁に使用される無機系塗料は、シリコンなどの樹脂に無機物を混ぜ込んで=有機と無機のハイブリッド塗料です
また無機物の割合は定められておらず、ものにより低い%しか含まれていなくても無機系塗料と名乗れることになっており、塗料の中身をしっかりと把握した上で、本当に良い質のものを現場に生かすことが重要となってきております
その点、長期間の実績がある「ボンフロン」は紫外線の強い南の島における暴露試験でも、他社の無機ハイブリッド塗料より耐候性があることが確認できました
もちろん試験だけでなく、実際の塗装作業での希釈などを含めて【確実な施工管理】を実践することも大切であると考えております
しかしながら今の技術では無機材料100%で塗料を作ることはできません
よって住宅の外壁に使用される無機系塗料は、シリコンなどの樹脂に無機物を混ぜ込んで=有機と無機のハイブリッド塗料です
また無機物の割合は定められておらず、ものにより低い%しか含まれていなくても無機系塗料と名乗れることになっており、塗料の中身をしっかりと把握した上で、本当に良い質のものを現場に生かすことが重要となってきております
その点、長期間の実績がある「ボンフロン」は紫外線の強い南の島における暴露試験でも、他社の無機ハイブリッド塗料より耐候性があることが確認できました
もちろん試験だけでなく、実際の塗装作業での希釈などを含めて【確実な施工管理】を実践することも大切であると考えております