施工実績 WORK
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外壁の色にこだわり、上半分を濃い色で
外壁塗装施工前 BEFORE施工後 AFTER令和7年4月30日から5月20日(和歌山市紀三井寺)
(ご相談内容)
新築後1度も塗り替えを行っていないが、各所汚れが目立ってきているため一度外回り全体をチェックしてほしいというご依頼でした
流石に大手ハウスメーカーの家で、年数にしては外壁ボード材やシーリング等長持ちしているという第一印象でした
屋根にはすでに使用していない給湯の太陽光温水器が乗っており、それも降ろして全体を塗装してほしいとのことでした
(対策)
塩ビ素材:破風鼻隠しや軒天材のモールなど各部材が塩ビの被覆鋼板になっており、一部は所々さびも出始めていました
そのまま色を塗装するとくっつきが弱く剥がれる恐れがあるため、エポキシ樹脂の下塗り材を入れることにしました
サビている箇所を丁寧に被覆を取り除いてから先にさび止めを塗り、その上で塩ビ部分に下塗りをしました
スリムダクト:各部屋にエアコンを設置していた時期があり、地面にたくさん台数がおかれていました
そこで現在すでに壊れていたり、古くなった使用しない部屋のものはこの機会に撤去してはどうですか?と提案させて頂きました
外壁を塗装する前に化粧カバーを取り外し、電気屋さんに機械の取り外しをお願いしてから塗りやすい状態で塗装作業を進めるようにしました
外壁の遮熱機能:日当たりのよい立地のため、暑さに悩まされているとのことでしたので外壁にも反射率の良い遮熱塗料をお勧めし、より日が当たる下側を明るい色合いにすることでより効果を感じて頂けるように塗装しました
また外壁ボードのテクスチャーが凹凸の大きいものでしたので、低汚染機能をもった2液塗料を使用し、汚れが溜まりにくいような仕様としました
(全体)
今回は色をどのようにまとめるかに時間をかけて絞っていきました
新築されている家なども参考にしながら、付帯部の色との調和も考えながら、複数の外壁の色調を1つにまとめて発注し、実際に塗ってみて微調整を行いつつ、2つの色を使って仕上げました
そのかいあって、思っていたイメージ通りに仕上ったと最後に言って頂けたので良かったです
屋根は悩まず紺色で最初から決まっていましたので、年数を考慮して透明シーラーからスタートさせて途中で遮熱の白色シーラーに切り替えながら下地を整えた上で、希釈なしのフッソ塗料で完成させました
付帯部はサッシに合わせて黒系でまとめ、エアコン化粧カバーはアイボリーで塗装し、シャッターは外壁に合わせた色調としました
また軒樋のジョイントが修復できない状態で割れてしまって、雨が降ると地面に音を立てて落ちていましたので、一部を新しいものに交換してつなぎ直した上で塗装を行いました
雨戸は部分的にさびが発生してきていましたので、さび転換剤を使ってサビが進まないように処理をしてから、乾燥時間にも気を配りつつ色の塗装をするようにしました
最後に基礎にクリアー塗装をし、撥水性能を持たせるため追っかけで2回塗りをしました
前面が道路でしたので、奥側にある畑の農家の方々にご協力いただいて完成させることができました、ありがとうございました(和歌山市紀三井寺にて) -
外壁とシーリングの色を上と下で塗り分けて施工
外壁塗装 屋根塗装施工前 BEFORE施工後 AFTER令和7年4月7日から26日(和歌山市狐島)
(ご相談内容)
ちょうど築20年が経つ年になり、団地内の近隣も外壁を塗装した家が多くなってきたため、うちもそろそろと、当店がすぐ近くにあることからご相談頂きました
全体として色あせが出ており、サイディングの外壁に比べて薄い胴差部分は特に色がすっかり抜けており、これ以上吸水による劣化を進行させたくない状態でした
シーリングはまだボロボロになっておらず、裏側などは元の色素が残っていましたが、サッシ周りのものを含めて撤去して打ち替えることになりました
ほかにも家に関することで、気になっている箇所はすべてお伝えいただいて、それぞれ修繕しながら塗装を進めていくことにしました
(対策)
カラー:今回元の雰囲気に合わせて復旧するイメージで、というご要望でしたので上下で色を分けることになりました
とりわけ下側のサイディングは一色ではなく小さな粒の模様があるものでしたので、様々な色合いをサンプルとして取り外壁に小面積で塗装してみて試しながら決定していくようにしました
その結果、最初予想していた色よりも、黄色の割合を多くした低汚染型の遮熱水性2液シリコン塗料であるリファインSIでまとまりました
屋根:外壁はシリコングレードとしましたが、屋根はより耐久性のあるものにしたいということで遮熱2液フッソ塗料を用いました
こちらも元色が茶色でしたので、少し赤みのある茶系の色で仕上げました
年数も経過していたので、下塗りは遮熱対応シーラー(ホワイト)で3回塗りして色持ちが良いように注意しました
シーリング:外壁の色を塗り分けするため、シーリングも外壁色に合わせて2色用意し、共色に近いもので打ち分けました
また窓周りは撤去に伴い、バックアップ材が出てきてしまう部分があったり、そもそもシーリングの厚みを確保できておらず薄く打っている箇所が多いため、面倒でも適切なサイズのものを入れ直して打ち替えるようにも配慮しました
(全体)
外壁の仕上がりのあと付帯部の塗装をしながら、竪樋が割れていた箇所はジョイントでつなぎ直し、軒樋のジョイントは内側から漏れ防止のためシーリングを行いました
また外していた換気フードを戻し、周囲をシーリングして、外さずに養生対応とは違う、細かな部分もこだわった仕上がりとしました
付帯部の色に合わせて、下塗りした胴差も濃い茶色で塗装し、仕上げる前に上側の外壁との取り合いをたっぷりめでシーリングを打ち、雨水が裏側に入らないように対策しました
外壁洗浄の際に一緒に洗っていた塀にある埋め込みポスト、ガス配管の金具などもさび止めとともに塗装して、小さな部分でもサビて見える箇所が無いように全体を仕上げました
基礎は今回ヘヤ―クラックが気になるとのことでしたので、ひび割れを処理した関係でグレー色の塗装を行いました
最後にポストプラスチックカバーを修理して完成することが出来ました(和歌山市狐島にて)
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頼みにくい小さな工事もぜひどうぞ
屋根塗装施工前 BEFORE施工後 AFTER令和7年4月8日から15日(和歌山市松江西)
(ご相談内容)
平屋建てのお家ですので、これまではご自分でDIYに取り組んで見てきたとのことですが、しんどくなってきたため今回気になっているところをまとめて手を入れてほしいとご依頼頂きました
それぞれ小さなことですが、作業内容は瓦棒屋根の塗装や破風木部の修繕、他小工事になります
1階で高さがないため足場も必要ありませんので、脚立による施工で対応しました
(対策)
板金の屋根は何回かこれまで塗ってこられたようですが、すでにサビが進んでいる箇所も見受けられました ケレンでさび落としを行うと穴が開いてしまった部分もありました
そこで穴あき部分には、パテ埋め→板金当て→シーリングで補強の三段階で雨水の浸入を防ぐよう対策し、室内に雨漏れすることがないように注意しました
また塗装工程では、さび対策として2回塗りでさび止めを塗ってサビの進行を食い止め、その上で仕上げに希釈0%の色で塗装することで耐久性を確保するようにしました
破風の木部については、端部で腐食が見られ塗装で長持ちさせることが難しいため、下地の木を一部取り替えた後、上から板金をカバーすることにしました
通信等の配線が取り付けられていたため、一旦すべて外して板金取付後に復旧させ、シールで水が入らないようにも対策しました
最後に取り合い部にも色の近い茶系シーリングを施して仕上げました
(全体)
今回は部分的な工事のご依頼でしたが、足場を組んで外壁まるまる行うような塗装だけでなく、小さな塗装作業も積極的に行っております
今年に入ってから・・塀、ポスト、手すり等ここだけお願いします・・という内容もさせて頂きました
また塗装以外の水道や外構などに関する小工事もさまざま対応しております
どこに頼めばよいか分からないようなことも一度お知らせ下さい
必要に応じて専門のところに繋げることも出来ます(和歌山市松江西にて)