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施工実績 WORK

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  • 排水不良と水切り板金の立ち上がり不足による雨漏り

    雨漏り調査
    施工前 BEFORE
    施工後 AFTER

    令和6年4月25日(和歌山市紀三井寺)

    (ご相談内容)
    雨が強く降った際に、2階バルコニーに出る窓上からポタっと落ちてきたため気付いたとのことでした
    これまでは台風時などにも特に気にならずに過ごしてきたそうです
    現場を確認させて頂いてからも経過をしばらくの間観察して頂いておりましたが、雨量が増えて一定量を超えると漏れていることが分かりました
    また風向きはあまり関係なく、まっすぐの雨でも漏れることもあるということでした

    (雨漏り散水調査)
    問題となっている箇所の上には屋根に小屋が乗っており、そのサイド側に何か原因があると予想していました
    散水の前に天井裏にも上がらせて頂いて確認したところ、今回漏れた側ではない反対側もやはり雨漏りの痕がありました
    そこで原因は似たものと想像しましたが、念のため両サイドをそれぞれ分けて散水して調査し確認する計画を立てました
    1つの側に散水ポイントを3か所ずつ、1か所につき10分間の調査時間で進めていきました
    その結果、雨量が多くなると一時的に水が溜まる時間がありそれが板金の頂点を超えてしまうと屋根裏に回っていることが判明しました

    (雨漏り修繕工事)
    散水結果に基づいて雨水の排水を妨げている屋根瓦を削り、スムーズに水が流れるようにしたうえで、二重の対策としてL型の水切り板金をプラスして差し込むようにしました
    場所が屋根の端近くだったこともあり、足場があまり無い片側の方は苦戦しましたが、安全に配慮して終えることが出来ました(和歌山市紀三井寺にて)



  • 軒プリント板の張替えを含む、和風の外壁塗装

    外壁塗装
    施工前 BEFORE
    施工後 AFTER

    令和6年2月20日から3月15日(和歌山市島橋)

    (ご相談内容)
    前回の塗装から15年以上経過していたタイミングと、下水道工事も済ませ水道屋さんから外壁もと勧めれたため、塗り替えのご相談となりました
    気になるポイントは、まず軒天井のプリント板が傷んでいることで、とりわけ2階部分は木目調のプリント模様が消えかかったり、板にしわが出ていました
    他の塗装業者さんは「塗装でプリント板を延命しましょう」という提案だった、ということでしたが表面の劣化だけではないため、張替えのプランも提示させて頂くようにしました
    また雨戸など鉄部分のさびが発生し、こちらは主に1階部分が目立っていました
    他には瓦屋根の谷部分にある漆喰がかなり流れ落ちてしまっていたり、複雑に重ねている下屋部分の雨の流れをスムーズに排水する処置が必要な状況でした

    (対策)
    軒天井:板自体の吸水による劣化が進んでいましたので、塗装による処置では数年で見た目が悪くなると想定し、杉の木目調プリント板で全体を1枚ずつ大工工事で張り替えることにしました
    また木桟の木部分は、先に洗いをかけ汚れを取り除いてから、木部用塗料キシラデコールを用いて複数回の塗装をし、雨水対策としました

    割れ:モルタル壁の塗装前に目地部分に変性シリコンシーリングを充填しました
    かつ外壁にある細かなひび割れについてはエポキシ樹脂の浸透するミラクルプライマーを使って、複数回塗布・浸透させることにより、割れを固めて再発を防ぐ下地処理を行いました

    錆び:鉄部のサビは、さび落としのケレンをしてからさび転換剤を使って黒さびに転換させてから塗装を重ねていきました

    漆喰:瓦屋根の漆喰はシーラーを塗りつけてから、大屋根も含めて全て上塗りを行って強度をあげ、弱っていた谷の部分については薄付けで2回に分けて仕上げるようにし、ボリュームを持たせました
    また瓦のカタチに板金加工をしたものを雨が流れる箇所に配置・固定して、ズレて排水を妨げることがないように対策としました

    (全体)
    今回は塗装工事といっても、前半を軒への対応に費やしてとりわけ力を入れて施工させて頂きました
    建材費が高騰している中ですので、1階も全て張替えることをお悩みでしたが・・最後に仕上がった際には「思い切ってほんと良かった」と言って下さり、私たちも塗りで妥協した提案をせずによかったと感じました
    確かに外壁が塗装できれいになって、軒が美しい木目をしていると全体が和の雰囲気に引き締まった印象があり、まとまりを感じることが出来ました
    肝心の外壁は、今回低汚染と遮熱機能をもった塗料を3分つやの仕上げで、0%の水希釈なしでしっかりと回数も塗装しましたので、これから長い間安心してお住まい頂けると思います
    すこし長い工事期間となりましたが、お世話になりました
    (和歌山市島橋にて)

  • 傷んだ木部を板金でカバーし長持ちさせる

    外壁塗装
    施工前 BEFORE
    施工後 AFTER

    令和6年1月11日から26日(和歌山市木ノ本)

    (ご相談内容)
    建物全体の中でも主に木の部分の劣化が気になるので、ひび割れはさほど目立ってはいないが早めに対応したいというご依頼でした
    外壁から出ており軒にある母屋(もや)と呼ばれる箇所の先端部分や、雨戸や戸袋も木製で傷んで、腐食していたり割れたりしていました
    とりわけ2階は風が吹くと雨がよく当たるため、ボロボロに劣化が進行している箇所もあり、それに沿った対処が必要な状況でした
    外壁は前回の塗装の際に、弾性塗料を使用して入念にひび割れ対策を施していましたのでほぼ割れは外壁表面に再発していませんでした
    また屋根瓦は塗装を行いませんが、漆喰や水切り板金の補修は合わせて今回施工することにしました
    (対策)
    母屋:塗装では10年もたないと判断し、1階も含めてすべて先端の雨掛かり部部分に板金を加工し、カバー工法で取り付けました
    戸袋:表面が割れたり剥がれたりしている箇所はベニヤ板を張り替えました
    外壁:割れ対策として、今回もう一度弾性塗料での厚みを付けました
    (全体)
    前回も10年前に塗装させて頂き、その際は外壁のひび割れ対策を重点的に取り組みましたので、今回の再塗装ではひび割れが表面に全く再発しておらず一安心でした 前回は雨漏れもしていましたので、原因を突き止めて雨漏れも止め、加えてシロアリの予防も行っておりましたのでその効果もあったと思います
    雨漏りも再発していませんでしたので、引き続き全体をバランスよくケアしながら安心してお住まい頂けるよう見守っていきたいと思います
    外壁塗装が完了してから網戸を張替えし、家の内部で床鳴りしている場所の補強もさせて頂きました
    塗装だけでなく、どこに頼んだらよいのかと感じている小工事も併せてご相談に応じております
    (和歌山市木ノ本にて)